格安SIMと大手でいくら変わる?今のスマホのまま乗り換えたときの2年総額を比較
今のスマホをそのまま使い、回線だけを替えた場合の差は、下の表のとおりかなり大きくなります。同じデータ量でも、大手3社のプランと、ahamo・povo・LINEMOのようなオンライン専用プラン、楽天モバイル、格安SIMでは、2年の総額に段違いの開きが出ます。端末を買わない比較なので、差はそのまま「毎月の回線代の差×24か月」です。
大手・オンライン専用・サブブランドを並べると
まず、毎月20GBくらい使う人の場合です。大手3社と、その系列のオンライン専用プラン(ahamo・povo・LINEMO)、サブブランド(UQ mobile・ワイモバイル)、楽天モバイルを並べました。
| 順位 | 通信会社・プラン | 買い方 | 月々 | 2年総額 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 楽天モバイル※ Rakuten最強プラン 今の端末 | 今の端末 | 2,178円 | 52,272円 |
| 2 | povo2.0※ データ追加150GB(180日間) 今の端末 | 今の端末 | 2,714円 | 65,136円 |
| 3 | ahamo※ ahamo 今の端末 | 今の端末 | 2,970円 | 71,280円 |
| 4 | LINEMO※ LINEMOベストプランV 今の端末 | 今の端末 | 2,970円 | 75,130円 |
| 5 | UQ mobile※ コミコミプランバリュー 今の端末 | 今の端末 | 3,828円 | 95,722円 |
| 6 | Y!mobile※ シンプル3 M 今の端末 | 今の端末 | 5,258円 | 130,042円 |
| 7 | ドコモ※ ドコモ ポイ活 20 今の端末 | 今の端末 | 8,778円 | 210,672円 |
| 8 | au※ 使い放題MAX+ 5G/4G 今の端末 | 今の端末 | 8,668円 | 211,882円 |
| 9 | ソフトバンク※ テイガク無制限 今の端末 | 今の端末 | 8,888円 | 217,162円 |
※ この端末(メーカー版)の動作確認が、その会社で取れていない組み合わせです。料金確認日 2026-10-06(各社公式ページ・税込)。家族割・キャンペーン・端末値引きは含みません。この条件で全社を見積もる →
表の下のほうに大手3社が集まり、上にオンライン専用と楽天モバイルが来ています。プラン名の欄を見ると理由がわかります。大手3社で20GB使える最安のプランは、どの会社もデータ量の上限がない(または段階制で上限がない)プランです。20GBで足りる人でも、20GBちょうどの小さいプランが用意されていないため、使わない分まで含めた料金を払う形になります。
もうひとつ差がつくのが通話です。表の月々には、通話の目安(3分の電話を月20回)の料金も入っています。プランによって、1回5分までの通話が料金に含まれているもの、かけ放題を別に付けるもの、通話のたびに料金がかかるものがあり、同じ使い方でも月々が変わります。
ここで見ておきたいのは、ahamoはドコモ、povoはau、LINEMOはソフトバンクの回線を使っていることです。つながる電波は親会社と同じで、違うのは申し込みやサポートがオンライン中心になる点です。店頭で相談しながら手続きしたい人には大手やサブブランドが向き、自分でWebから手続きできる人ほどオンライン専用プランの安さを受け取りやすくなります。
なお、ahamoは12月から料金の仕組みが変わる予定で、今のプランは受付の終わりが決まっています。表の注意書きと見積もり画面で確かめてください。
少ししか使わない人ほど、差の出方が変わる
毎月3GBほどの場合です。
| 順位 | 通信会社・プラン | 買い方 | 月々 | 2年総額 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 楽天モバイル※ Rakuten最強プラン 今の端末 | 今の端末 | 1,078円 | 25,872円 |
| 2 | povo2.0※ データ追加3GB(30日間) 今の端末 | 今の端末 | 1,540円 | 36,960円 |
| 3 | LINEMO※ LINEMOベストプラン 今の端末 | 今の端末 | 1,540円 | 40,810円 |
| 4 | ahamo※ ahamo 今の端末 | 今の端末 | 2,970円 | 71,280円 |
| 5 | ドコモ※ ドコモ mini(4GB) 今の端末 | 今の端末 | 3,630円 | 87,120円 |
| 6 | UQ mobile※ トクトクプラン2 今の端末 | 今の端末 | 3,608円 | 90,442円 |
| 7 | Y!mobile※ シンプル3 S 今の端末 | 今の端末 | 4,158円 | 103,642円 |
| 8 | ソフトバンク※ ミニフィット2 今の端末 | 今の端末 | 7,238円 | 177,562円 |
| 9 | au※ スマホミニプラン+ 5G/4G 今の端末 | 今の端末 | 7,458円 | 182,842円 |
※ この端末(メーカー版)の動作確認が、その会社で取れていない組み合わせです。料金確認日 2026-10-06(各社公式ページ・税込)。家族割・キャンペーン・端末値引きは含みません。この条件で全社を見積もる →
データが少ない場合は、使った量で料金が変わる段階制のプランや、povoのように基本料0円で必要な分だけ買う仕組みが有利になります。大手3社にも小容量のプランはありますが、表のとおり、オンライン専用や楽天モバイルとの差は小さくなりません。
長電話もする人(15分の通話を月10回)で同じ顔ぶれを比べると、こうなります。
| 順位 | 通信会社・プラン | 買い方 | 月々 | 2年総額 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 楽天モバイル※ Rakuten最強プラン 今の端末 | 今の端末 | 2,178円 | 52,272円 |
| 2 | povo2.0※ データ追加150GB(180日間) 今の端末 | 今の端末 | 3,814円 | 91,536円 |
| 3 | ahamo※ ahamo 今の端末 | 今の端末 | 4,070円 | 97,680円 |
| 4 | LINEMO※ LINEMOベストプランV 今の端末 | 今の端末 | 4,070円 | 101,530円 |
| 5 | UQ mobile※ コミコミプランバリュー 今の端末 | 今の端末 | 4,928円 | 122,122円 |
| 6 | Y!mobile※ シンプル3 M 今の端末 | 今の端末 | 6,358円 | 156,442円 |
| 7 | ドコモ※ ドコモ ポイ活 20 今の端末 | 今の端末 | 9,878円 | 237,072円 |
| 8 | au※ 使い放題MAX+ 5G/4G 今の端末 | 今の端末 | 9,768円 | 238,282円 |
| 9 | ソフトバンク※ テイガク無制限 今の端末 | 今の端末 | 9,988円 | 243,562円 |
※ この端末(メーカー版)の動作確認が、その会社で取れていない組み合わせです。料金確認日 2026-10-06(各社公式ページ・税込)。家族割・キャンペーン・端末値引きは含みません。この条件で全社を見積もる →
順番は大きくは変わりませんが、月々の差の幅が変わります。楽天モバイルは専用アプリ(Rakuten Link)から発信すると国内通話が無料になる仕組みのため、通話が増えても月々がほとんど動きません。標準の電話アプリからかけた場合は通話料がかかるので、アプリを使えるかどうかで評価が分かれます。
格安SIMまで広げると、さらに下がる
会社を絞らずに、すべての会社から安い順に並べるとこうなります。
| 順位 | 通信会社・プラン | 買い方 | 月々 | 2年総額 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 日本通信SIM※ 合理的みんなのプラン 今の端末 | 今の端末 | 1,390円 | 36,660円 |
| 2 | HISモバイル※ 自由自在3.0プラン 20GB 今の端末 | 今の端末 | 1,699円 | 44,076円 |
| 3 | トーンモバイル※ トーンモバイル(TONE for Android / TONE for iPhone) 今の端末 | 今の端末 | 1,980円 | 51,253円 |
| 4 | 楽天モバイル※ Rakuten最強プラン 今の端末 | 今の端末 | 2,178円 | 52,272円 |
| 5 | LIBMO※ なっとくプラン(20GB) 今の端末 | 今の端末 | 2,541円 | 60,984円 |
※ この端末(メーカー版)の動作確認が、その会社で取れていない組み合わせです。料金確認日 2026-10-06(各社公式ページ・税込)。家族割・キャンペーン・端末値引きは含みません。この条件で全社を見積もる →
上位に来る格安SIMの会社も、使っている電波はドコモ・au・ソフトバンクのいずれかの回線です。表に出ているのは料金だけなので、通話の付け方や手数料など、気になる会社は公式ページでサービスの内容も確かめてみてください。見積もり画面では、各社の注意書き(通話の条件、データ量を超えたときの扱いなど)も一緒に出しています。
表に入っていないもの
この比較では、家族割・光回線とのセット割・クレジットカード払いの割引・期間限定のキャンペーンを入れていません。大手3社は、こうした割引を組み合わせると月々が下がる仕組みになっています。家族全員が同じ会社で、家の光回線もセットにしているような場合は、表ほどの差にならないこともあります。今の請求書の割引欄を見ながら、見積もり画面で比べるのがいちばん確実です。総務省の携帯電話ポータルサイトでも、乗り換えを考えるときの最初の手順として、今のデータ使用量・通話料・割引の確認を挙げています(乗換えの基本と費用)。
契約事務手数料は総額に入れています。オンラインで手続きすると無料になる会社と、オンラインでも手数料がかかる会社があり、表の総額にはその差も反映しています。
今の会社から番号をそのまま持っていく手続き(MNP)は、2023年5月からは乗り換え先のWebで申し込むだけで済む「MNPワンストップ」が使えるようになっています。Webで手続きすれば転出の手数料もかかりません(総務省 携帯電話ポータルサイト)。
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